フィリピンの国産車イノーバー:トヨタの東南亜戦略


日本からの来客に、この近くに、日本人ロングステイヤー専用の滞在施設があることを話すと、是非見学したいというので、多聞氏が案内することになった。クーヤ・タモン御用達のクラークトン・ホテルで待っていると、お迎えが「トヨタ・イノーバー」でやって来た。こういう名前の車は日本では生産されていない。ウイキペディアで調べると、1977年にインドネシアで生まれた(ノックダウン生産)キジャン(鹿)1500ccが元祖のようである。この車、「キジャン」はインドネシアにおける車名で、マレーシアではウンセル (Unser) 、台湾とベトナムではゼイス (Zace) [1]、フィリピンではタマラオ・レボ(野生の水牛、角が水平ではなく、上に立っている) (Tamaraw Revo)、インドではクオリス (Qualis)、南アフリカではコンドル (Condor)等と、名乗っていたそうである。 2004年に後継車種(4代目)のキジャン・イノーバに置き換えられた。他の地域でも順次イノーバに置き換えられている、そうである。フィリピンでは、完成車の輸入は原則禁止なので、こういう戦略を取らなければならないらしい。現在では、1800ccとなり、ディーゼル車も加って、フィリピンではトヨタ・ハイエースと並ぶ人気車種だそうだ。ちなみに価格は、日本の同型のSUVの半額以下らしい。その内に逆輸入される可能性もある。
写真は、左上段から順に、(1)初代、タマラウ、(2)3代目、タマラウ、(3)4代目、イノーバー、下段、(4)日本人用ロングステイ施設でのイノーバー、(5)お迎えに来たイノーバーのリアエンド、そして最下段は(6)サマール島でレンタカー(Diana Express)として活躍中の4代目イノーバー。

inoverinsamar

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