サマール紀行(8)リョレンテ村の豊富な食糧


????????????????????????????? 米以外にもイモやバナナも食べているようだが、お客の居るような席では、特に食べたいと言わない限り出てこない。しかし、言えば出てくるという事は、常時用意はしているらしい。小さな島では主食になっているというマイス(引き割りトウモロコシ)は、この辺りでは全く食べないと威張っていた。
イモはタロ芋とかカサバとかいろいろ有るらしいが、茹でるか蒸すかして食する。サツマイモの原種のような感じで、甘みは無く、繊維素が多く、ガシガシして、あまりおいしいとは言えない。バナナは青いうちに採り、皮の付いたまま、茹でるか蒸すかすると芋と同じような食感の食べ物となる。いずれも米の代用品である。芋もバナナもわざわざ畑に植えなくても、山へ行けば幾らでも自生している物を採集できるという。ただし、バナナは庭に常に10本ほども植えており、実を採る時は木ごと切り倒し、代わりに新しい株を1本植えている。お金が無くなって、米が買えなくなった時の非常食のようだ。ついでに、トマト、なす、キュウリなどの野菜も植えたら良いのにと思われるが、野菜畑は殆んど見られない。
????????????????????????????? 写真:新市長の肝いりで朝市が開かれた
畑は、所々に見られるが、レイテ島で見聞した限りでは、低地の平らな部分には大抵コメを植え、傾斜地にはサトウキビ、畑にならないような土地は、椰子の林になっていた。リョレンテが椰子林に囲まれているのは、畑や水田に不適な事を意味しているのかもしれない。

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林の中のコプラの生産所
従って、この地の主要農産物は、椰子の実から取れるコプラの様である。椰子の実を完熟してから採ると、もう実の中にはジュース(ブコ・ジュース)は無く、まっ白い肉で芯まで覆われている。これを削り取り、乾燥させた物がコプラで、これからココナツ・オイルが取れると言う。サマールはコプラが安いので、この辺りで買い叩いて、タクロバンの製油工場へ持って行って売ると儲かるとか言っている。
東サマールの東側は全て海なので、魚は豊富でよく食する。先述のヘネラル・マカルトゥールは漁港で、多くの海産物が水揚げされ、市場で販売されている。多くは小型のマグロかカツオの類の魚である。生牡蠣もあるがA型肝炎の危険があるので生食はやめた方が良い。魚料理は単純なものが多く、蒸したものを酢醤油のようなものに付けて食べるか、輪切りにしてムニエル風にしたものが多い。魚の味を生かしたというよりは、魚そのものの味である。和風の焼き魚・煮魚あるいは中華風・タイ料理風の甘酢あんかけのような料理は出てこない。日本式の魚料理の作り方を教える必要があると思う。

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ヘネラル・マカルツールの魚市場

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サマール紀行(8)リョレンテ村の豊富な食糧」への2件のフィードバック

  1. バナナは太陽の恵みなんです。
    一年に一度くらいバナナの実が実るので重宝しています。
    コンケンの自宅は敷地面積が70坪ほどですが、バナナの木を数本植えています。
    バナナには数種類があります。
    実るとすぐに食べないと腐ってしまうので、ご近所におすそ分けをする習慣があります。

  2. リョレンテの人たちは、どういうわけか、マンゴーはよく食べるのに、黄色いバナナはあまり食べません。売っているのも青いのが主で、食糧ですね。

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