タグ別アーカイブ: Angeles

ビキニ美人コンテスト(3)


CIMG5273

CIMG5275

CIMG5279 - コピー

CIMG5282

CIMG5283

CIMG5284

CIMG5286

CIMG5287

アンヘレスのクラークトン・ホテル


CIMG5101
アンヘレスの住人クーヤ・タモン御用達のこのホテルには、新しい4階建ての客室が1棟、古い3階建ての客室が1棟のほか、ストリートに面した一番古いと思われる3階建ての、受付の他、レストラン、カフェ、バーなどのある建物、合計3棟のビルから成っている。この3つの建物が、プールを囲んで並んでいる。宿泊客は欧米人が多い。オーナーがドイツ人なので、ドイツあたりの旅行代理店と契約しているのだろう。世界各国の新聞を、インターネットで購入し、コピーをロビーに置いているが、20-30種類と多い。日本の読売新聞もあるが、インターネット新聞は横幅が狭いのが特徴で、なんとなくせせこましい。
CIMG5060

CIMG5077

CIMG5083
CIMG5369
よく見ると、プールの周囲をグルグルと歩き回っているご老人がいる。頑丈そうな体格である。日本人のような顔立ちだが、実は韓国系だという。プールサイドの椅子に腰掛けて朝のコーヒーを飲んだ後、ホテル中を早足に歩き回っている。どうやらこのホテルでロングステイしている「お客さん」らしい。朝の運動のつもりらしいが、何故、外でやらないのか不思議である。フロントのカウンターの前も通り過ぎるが、その傍にある玄関からは、一歩もホテルの外へ出る事はなく、また引き返して来て、プールサイドをグルグルと回り続けている。ホテルの外へ出ると、いろいろと危険が身に迫るという、セキュリティ意識・習慣がしっかりと身についているのだろうか?日本人には真似の出来ないところだ。ホテルには小さなフィットネスルームもあるが、もっとチャンとしたトレーニング施設を作るべきだ。そうなるとこのホテルには、ショーも見られるクラブや、カラオケルームもあり、ここで一日を過ごす事は可能となり、ロングステイする客も増えるだろう。しかし、自然とのふれあいが少ないことが、やや問題である。
CIMG5081
CIMG5375

CIMG5092

CIMG5074
ロングステイヤーには、このホテルのような、クラブ・センターが必要なようである。さらに、地域全体の「エンターティンメント」の質的向上が最も肝心だ。行政府は治安問題があり、歓楽街の発展には及び腰であるが、外国からのロングステイヤーを呼び込むためにも、エンタテイナーの発掘・養成に力を注ぎ、アンヘレスを「東洋のラスベガス」として世界中に売り出す算段をすべきではないかと思われる。フィリピン人には、芸能的素質はあるようだが、スポンサーが貧困なせいか、まだ、ショービジネスでは世界的レベルに達していないようだ。多聞氏の仕事も組織的に行えば立派な産業となるだろう。

スライドショーには JavaScript が必要です。

ビキニ美人コンテスト(2)


ビキニ美人コンテスト(2).

ある日本人ロングステイヤーの生活(3)


179984_217157228404090_37704219_n
アンヘレスの住人・多聞氏は、遊びの達人だ。海ではダイビング、陸上では、かってプロゴルファーを目指したこともあると言うほどの腕を持っている。最近、車を購入したので頻繁にゴルフに出かける様になった。ここアンヘレスの近くには、かって日本人プロゴルファー青木功が、米国ツアーで優勝したことのあるミモザ・カントリークラブをはじめ、たくさんのゴルフ場があり、料金も比較的安いので、週に2ー3回も出かける事もあるそうだ。ゴルフ代金は、平日2,700ペソ(約5,400円)、休日は7,000円だが、それにガソリン代は月約8,000円程かかるという。
542511_217158118404001_1926481185_n

kuyaGolf1
このアンヘレス市に住んでいる日本人は、リタイア組が、約20人位、出張組は約50人程のいるという。リタイア組は定期的には会合を開いていないそうだが、。出張組は「お気楽会」という名のゴルフコンペを土・日・祭日と、頻繁に開いており、タモン氏もこれに参加するのだという。そんなわけで、クーヤ・タモンは、飲み代、バー代その他を含め、食費に月4-5万円も支出しているという。以上の生活費をざっと合計すると、最初の方に記した家賃4万円を加えると、結局、毎月の生活費は、10万円は軽く超え、15万ほどはかかるだろう。毎日が暇だとはいえ、少し遊び過ぎではないかと思うが、日本で同じことをすると、住居費を加え、月50万円は軽く超えるであろう。こちらに来れば、日本国内で生活するのに比べると、かなり優雅な生活ができるわけである。これも、円高という日本経済の「お陰」という事ができよう。 

スライドショーには JavaScript が必要です。

ある日本人ロングステイヤーの生活(2)


Miller's Bar
アンヘレスの住人・多聞氏は、この地に住み着いて早や2年以上にもなる。はじめの頃は、物珍しさも手伝って、毎日のようにフィールズ街へ通い、あちこちとバーを徘徊していた。費用は1軒当たり150円(75ペソ)程度で安いが、どこも同じようなものばかりで、3ヶ月も経つと、だんだん意欲が沸かなくなってきたらしい。それでも、ショーを見学するために、今でも週に一回くらいは、クルージングしてはいるという。しかし最近では、自宅の近くにある例のメリッサのいるホテルで、晩飯も食べるようになったそうである。
CIMG5207
CIMG5379
522908_311095452343600_500725164_n
従って、多聞氏の一日は、朝起きると、クラークトン・ホテルでの朝食。気が向けばプールでひと泳ぎ。昼食は市内にある日本食レストランで摂り、来合わせた邦人ロングステイヤー仲間との情報交換。次に、フィールズ街をクルージングして帰宅。ラテン系の習慣シィエスタを取り、夜は主にクラークトン・ホテルのミラー・バーで過ごすという、判で押したような生活になる。彼には本職というものが無いので、有り余る余暇を今のところゴルフに使っているが、もっと有用な余暇の利用が今後の研究課題であろう。
CIMG5155
上・下の写真はクーヤ・タモンが、ロングステイの仲間と一緒に、よく昼食を取る和食レストラン「萩の家」さんのエントランス。
423220_143732962413184_1373171780_n
下の写真は、「Hagi no Ya」さんのウエイトレスと食事。
CIMG5152
424850_143737292412751_1814710888_n

430837_143735685746245_941172737_n
CIMG5154

ある日本人ロングステイヤーの生活(1)


アンヘレスのクーヤ・タモン
アンヘレスの日本人ロングステイヤー多聞氏の住居は、バリバゴ・エンターティンメント・ディストリクトのフィールズ・ストリートの延長であるドン・スイコ・アヴェニュ(Don Juico Ave.)―スペイン語なのでドン・フィコが正しいのだが、現地人はドン・スイコと読んでいる―(ソースで有名なウースターWothesterをウォーセスターと読む、米人の影響であろう)を、クラークトン・ホテルの所で、左折し徒歩1-2分の付近にある。周囲3方を高い壁で遮り、開いている一方は表門で、厚い鉄板製の大きな扉で常時、完全に閉じられている。
CIMG5105
CIMG5107
鋼鉄製門扉は、車が通る時は、全面開扉出来るが、普段はヒトが一人通れるだけの通用門扉があり、各自が所有する鍵で開扉して出入りする仕掛けになっている。夜は夜警が付くという厳戒体制の下にある。住んでいるのは外人ばかりで、皆お金持ちと思われているので強盗や空巣に狙われないためには、この程度の用心は最低限、必要らしい。フィリピンではピストル強盗は、マニラだけでなく、どんな田舎でも日常茶飯事の如く発生するという。
CIMG5211
CIMG5225
CIMG5215
CIMG5221
この外人専用住居は、いわゆるタウン・ハウスで、1階にリビングとバス・トイレ(フィリピンではCR(Confortable Room)という)、及びランドリー・スペース(洗濯および乾燥室)。2階にベッドルームと空部屋が1室ある。空部屋は子供が居れば子供部屋、メイドさんを雇えばメイド部屋となるのだろうが、多聞氏は独身で、子供を作る予定も今のところ無いし、また、メイドさんを雇う必要もないので、空室のままになって居るのである。
CIMG5216

CIMG5212

CIMG5222
1階のリビングには、ソファーセットのほか、パソコンの乗ったデスクがある。2階に上がる階段の下あたりに、ゴルフセットが置いてあり、冷蔵庫と飲料水サーバーのあるキッチンがある。ここの家賃は月20,000ペソ(40,000円)だそうである。ただし、入居時に2ヶ月分のデポジットを置かねばならない。家賃4万円とはフィリピンでは高い方で、高級マンションである。

オムレツの香りとウエイトレスの笑顔で1日が始まる


CIMG5371
クーヤ多聞(タモン)は日本人のロングステイヤーだ。55歳で早期定年退職し、フィリピンはマニラの北方にある、アンヘレス市にやって来てから、もう2年以上になる。最近では異国の生活にも、すっかり馴染んでしまい、日本にいる時と少しも変わりなく、毎日が愉快に過ぎて行く。彼の一日は、「クラートン・ホテル」というスドイツ人が経営しているプチ・ホテルに、ブランチを食べに行くことで始まる。彼は朝飯を499ペソで食べさせる、レストランを避け、バーのカウンターの前あたりに腰を掛ける。すると、いつも決まって、ウエイトレスのメリッサが、美 しい笑顔とともにコーヒーを運んできて、ウインクして帰ってゆく。注文を取らなくて無くてもイイのだ。彼の朝飯は、いつも「メリッサの笑顔」と「一杯のコーヒー」と「スパニッシュ・オムレツ」で始まるのである。
CIMG5374
CIMG5382
CIMG5379
CIMG5370

アンヘレスにある日本人ロングスティヤーのための施設


さて、お迎えの車に乗って、日本人ロングステイヤー専用の滞在施設へ、見学に出かけることになった。ホテル前のドン・ホイコ通りを西に向い、ハングル文字の看板が沢山出ている辺りを左折すると、さらにハングルが増える。この辺りは、「コリアン・タウン」だという。新宿の大久保駅付近のよりは小規模だが、れっきとした韓国街となっている。やがて橋を渡ると、ハングルが消えるが、この道路にはFil-Am Friendship Highwayという比米友好を称える名前が付いているところから見ると、かって駐留していた米軍によって造られた道路かも知れない。やがて門番の居る”ヴィレッジ”についた。フレンドシップ・プラザと言うレジデンシャル・エリアだ。瀟洒な2階建の洋館の一つがその施設「フレンドシップ・クラブ」だ。(Filippine Clark Friendship Club) 道路を挟んで向かい側にも2階建の洋館が建設中である。
Guest Houses for long-stayers

Long-stayer's House in Angeles.

ガレージから入るとそこには半分は屋内半分は庭に突き出た洒落たプールがあり、日陰のソファに日本人が3-4人たむろしている。長期滞在者かと思ったが、日本から時々遊びに来ている常連客だという。ここは会員制のクラブ組織で、日本の「テクニカルブレイン」という会社が経営しているのだという。建物の半分は社長の奥さんのフィリピン人一族が居住し、残りの半分がゲストハウスとなっているわけだ。

Pool at the back yard.

Pool at the back yard.

CIMG5245
 1階は食堂、リビングなどのソーシャル・ユースに当て、2階に数室居室がある。年間30日の分割利用で5年間80万円だという。30日分で16万円となる。道路を挟んだ向かい側には、売り出し中のコンドミニアムが完成間近だ。価格は「お問い合せください。」との事である。内部の様子を少しだけ載せておこう。
詳細は→ http://www.tecb.co.jp/friendship/ 

スライドショーには JavaScript が必要です。

フィリピンの国産車イノーバー:トヨタの東南亜戦略


日本からの来客に、この近くに、日本人ロングステイヤー専用の滞在施設があることを話すと、是非見学したいというので、多聞氏が案内することになった。クーヤ・タモン御用達のクラークトン・ホテルで待っていると、お迎えが「トヨタ・イノーバー」でやって来た。こういう名前の車は日本では生産されていない。ウイキペディアで調べると、1977年にインドネシアで生まれた(ノックダウン生産)キジャン(鹿)1500ccが元祖のようである。この車、「キジャン」はインドネシアにおける車名で、マレーシアではウンセル (Unser) 、台湾とベトナムではゼイス (Zace) [1]、フィリピンではタマラオ・レボ(野生の水牛、角が水平ではなく、上に立っている) (Tamaraw Revo)、インドではクオリス (Qualis)、南アフリカではコンドル (Condor)等と、名乗っていたそうである。 2004年に後継車種(4代目)のキジャン・イノーバに置き換えられた。他の地域でも順次イノーバに置き換えられている、そうである。フィリピンでは、完成車の輸入は原則禁止なので、こういう戦略を取らなければならないらしい。現在では、1800ccとなり、ディーゼル車も加って、フィリピンではトヨタ・ハイエースと並ぶ人気車種だそうだ。ちなみに価格は、日本の同型のSUVの半額以下らしい。その内に逆輸入される可能性もある。
写真は、左上段から順に、(1)初代、タマラウ、(2)3代目、タマラウ、(3)4代目、イノーバー、下段、(4)日本人用ロングステイ施設でのイノーバー、(5)お迎えに来たイノーバーのリアエンド、そして最下段は(6)サマール島でレンタカー(Diana Express)として活躍中の4代目イノーバー。

inoverinsamar

クラーク経済特区の将来性(2)


クラーク経済特区で、飛行場についで、あるいはそれよりも大きな施設は、米軍の将校住宅を改造した宿泊用のコッテージと、ホテルおよびプールを有するフォンタナ温泉レジャー公園(Fontana Hot Spring Leisure Park)である。その看板などに漢字があるところからみると、この施設は台湾人の経営のようである。台湾から来たと思われるお客さんで賑わっている。ディズニーランドほどの代物ではないようだが、流れるプールがあり、浮き輪につかまって大人が流れてくる。ホテル内にはスーベニアショップやレストランがあり、台湾人と思しきお客で埋まっており、景気は良いように見える。

  

CIMG5120
CIMG5122

CIMG5123

CIMG5124
CIMG5110

CIMG5111

CIMG5115

CIMG5116

CIMG5117

CIMG5119
地域内には、日本から進出している企業もあるようだが、医療用カテーテル製造業などの軽工業のようである。自動車等の日系大工業は、マニラより南部に展開しているという。ここには、いろいろな事務所のような建物はいくつかあるが、大産業地帯を形成しているようには見えない。要は、外国人でも土地が買えるという事が宣伝文句なのだが、実は50年限で土地をリースで使用することが出来るということだそうで、始まってから、既に10年程度経過しているので、あと40年で終わるが、その後どうなるかは決めていないのであろう。リース終了後は、自分のものになるのが普通だが。経済特区の東側に沿って、鉄道が走っているが、有効には利用されていない所を見ると、本経済特区のフィリピン経済の将来に及ぼす影響も、そう大きくはないだろうと思われる。

CIMG5142

CIMG5143

CIMG5144

CIMG5146

CIMG5147