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ある日本人ロングステイヤーの生活(1)


アンヘレスのクーヤ・タモン
アンヘレスの日本人ロングステイヤー多聞氏の住居は、バリバゴ・エンターティンメント・ディストリクトのフィールズ・ストリートの延長であるドン・スイコ・アヴェニュ(Don Juico Ave.)―スペイン語なのでドン・フィコが正しいのだが、現地人はドン・スイコと読んでいる―(ソースで有名なウースターWothesterをウォーセスターと読む、米人の影響であろう)を、クラークトン・ホテルの所で、左折し徒歩1-2分の付近にある。周囲3方を高い壁で遮り、開いている一方は表門で、厚い鉄板製の大きな扉で常時、完全に閉じられている。
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鋼鉄製門扉は、車が通る時は、全面開扉出来るが、普段はヒトが一人通れるだけの通用門扉があり、各自が所有する鍵で開扉して出入りする仕掛けになっている。夜は夜警が付くという厳戒体制の下にある。住んでいるのは外人ばかりで、皆お金持ちと思われているので強盗や空巣に狙われないためには、この程度の用心は最低限、必要らしい。フィリピンではピストル強盗は、マニラだけでなく、どんな田舎でも日常茶飯事の如く発生するという。
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この外人専用住居は、いわゆるタウン・ハウスで、1階にリビングとバス・トイレ(フィリピンではCR(Confortable Room)という)、及びランドリー・スペース(洗濯および乾燥室)。2階にベッドルームと空部屋が1室ある。空部屋は子供が居れば子供部屋、メイドさんを雇えばメイド部屋となるのだろうが、多聞氏は独身で、子供を作る予定も今のところ無いし、また、メイドさんを雇う必要もないので、空室のままになって居るのである。
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1階のリビングには、ソファーセットのほか、パソコンの乗ったデスクがある。2階に上がる階段の下あたりに、ゴルフセットが置いてあり、冷蔵庫と飲料水サーバーのあるキッチンがある。ここの家賃は月20,000ペソ(40,000円)だそうである。ただし、入居時に2ヶ月分のデポジットを置かねばならない。家賃4万円とはフィリピンでは高い方で、高級マンションである。