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カオハガン紀行(1)・天国に最も近いといわれる島へ


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カオハガン紀行・天国に最も近いといわれる島へ(#1)

珊瑚礁の、薄いグリーンの浅い海に囲まれたカオハガン島は、北緯10度、フィリピンの中央部、セブ島とボホール島の間にある熱帯の小島である。そこに20以上も前から日本人が渡り、住みついているという。あるとき、天国の入り口に最も近いと思われるその島に、島の主、崎山さんを訪ねた。

本当はハドサン・ホテルとかの側にある船着場から出航するのだそうだが、前日、セブのマクタン島リゾートホテルを見学していた折、ヒルトンホテルの更に北側に、船着場を発見。ホテルの塀越しに地元の船頭と思しきクヤ(kuya, お兄さん)にカオハガン島へ連れて行ってもらう様に頼んだのだった。

Hilton at Mactan

船賃は往復3000ペソだという。タクシー8時間貸切と同程度の値段だ。多少高いのではないかと思ったが、“May be OK!”ということで船出した。乗客5名に対し、船員は10名程もいる。多少多いようだが何かの役に立つのだろう。

カオハガン島はセブ空港のあるマクタン島の更に東側、オランゴ環礁の中にある。オランゴ環礁の北の端に一番大きいオランゴ島がペンダントの様に存在し、それから南側にネックレスの様にいくつかの小島が環状に連なっている。カオハガン島は環礁の中央部の東側にある周囲2 kmほどの島だ。満潮時に環礁の中央部を突っ切るのがマクタン島からの最短ルートだそうだが、今は干潮だというので環礁の北側を大きく迂回することになった。

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